鳴門高等学校 出前講座

2023年9月12日(火)に徳島県立鳴門高等学校 1年2組教室にて、がん検診受診率向上のための出前講座を行いました。

【内容】
徳島県健康づくり課の棚野哲明氏が講師を務め
「徳島県におけるがんの現状」について説明された。
①令和3年度主要死因別死亡率の割合
 1位 悪性新生物(腫瘍)23.8%(2,490人)
 2位 心疾患(高血圧性を除く) 15.2%(1,593人)
 3位 老衰 10.4%(1,085人)
②がん罹患者数の推移  罹患者数は減っていない
③75歳未満がん年齢調整死亡率の推移  減ってきている
 つまり、がんに罹る人は増えているけど、がんで死亡する人は減ってきている。
④がん検診受診率  各がんとも増えている。
⑤がんの3年生存率
 ステージ1だと100%、ステージ4になると低くなる。
 ステージが早い段階で見つけることができれば治療で治すことができる。
⑥年齢階級別がん罹患率推移
 胃がんは50歳を過ぎてから、乳がん及び子宮頸がんは30代から罹患率が上がる。
⑦徳島県がん検診受診促進企業連携事業 登録企業53社・団体(令和5年8月1日現在)

最後に生徒に向けて
皆さんもお家に帰って「がん検診受けていますか?」聞いてみてください。
もし受けてなければ「がん検診受けて下さいね」と伝えてください。
自分では元気だと思っていても初期は自覚症状がなく、自分で気付くことができない。
自分で気付いた時にはがんが進行している。
早くがんを見つけることでがんの死亡率が減るので、早い段階で見つけないと意味がない。
進行が早いがんは毎年検診を受けましょう。
と締めくくった。

【趣旨】
がんに関する知識やがん検診の重要性について理解を深めてもらい、大切な人に宛てたがん検診受診を呼びかけるメッセージカードを作成し、早期発見につなげる。

【対象】
1年2組 32名

【内容】
1.講話 「徳島県におけるがんの現状」  徳島県健康づくり課 棚野 哲明氏
2.大切な人への心のこもったメッセージカード作成

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