城北高等学校 出前講座
2023年7月14日(金)に徳島県立城北高等学校 体育館にて、がん検診受診率向上のための出前講座を行いました。
【内容】
出前講座のテーマは
①がんの一般的な話
②タバコとがん
③食事とがん
④肥満とやせとがん
⑤感染症とがん
⑥セックスとがん
がんの一般論として日本人の2人に1人が一生のうちにがんに罹ること、がんによる死因の順位、がんの原因、遺伝するがんと生活習慣が大きく影響すること等について話をされた。
タバコとがんについては、「タバコを吸う人は格好いいと思うか」、「タバコを吸う人と結婚したいと思うか」等のアンケート結果を披露しながら、初めてタバコを吸い始める理由をカリギュラ効果だと説明した。開けてはいけない蓋を開けてしまった「うらしまたろう」を例に怖いもの見たさ、禁止されるとやってみたくなる心理のことらしい。またタバコを吸う人は高額納税者であるとタバコと税金の関係を説明した。
食事とがんについて日本食が理想的だが塩分が多いので注意が必要。1日に必要な野菜の摂取量、肉や肉加工食品は摂取量に応じてがんのリスクが高くなり70g/1日以下が良いと話された。お酒を多く飲むことは良くないことやコーヒーにはがん予防効果があるのが分かっていることも取り上げた。
肥満とがんの関係について体重と身長の数値から導き出されるBMI値は、数値が高くて肥満でも低くて痩せすぎでもがんのリスクが高くなると話された。
感染症とがんについてはB、C型肝炎ウイルス、胃がんのピロリ菌、子宮頚がんのパピローマウイルスを例に説明し、現在ではワクチンや除菌で予防できる事を示した。
特に子宮頸がんについて年間1.1万人が亡くなっていると詳しく話をされた。パピローマウイルスはセックスで移ることがあり、症状が出ないこと、自然に治ること、何度でも感染すること、50歳までに75~80%の女性が罹ること等を説明した。12~16歳の間に産婦人科でワクチン接種をすることが有効で、がんを予防することが出来るとのこと。しかし過去に副作用がメディアに大きく取り上げられ、国が積極的に推奨を中止した経緯があるが、現在ではワクチンの有効性が認められ推奨されている。
最後に本日のまとめと日頃の生活習慣でがんを予防することや、症状が出る前にがん検診を受けることが大切で、家に帰って今日の話しを何か一つ話題にして教えてあげてくださいと締めくくった。
【趣旨】
がんに関する知識やがん検診の重要性について理解を深めてもらい、大切な人に宛てたがん検診受診を呼びかけるメッセージカードを作成し、早期発見につなげる。
【対象】
1年生 271名
【内容】
1.講話 「大人も知らないがんの真実」 徳島県立中央病院 早渕修氏
2.大切な人への心のこもったメッセージカード作成


【内容】
出前講座のテーマは
①がんの一般的な話
②タバコとがん
③食事とがん
④肥満とやせとがん
⑤感染症とがん
⑥セックスとがん
がんの一般論として日本人の2人に1人が一生のうちにがんに罹ること、がんによる死因の順位、がんの原因、遺伝するがんと生活習慣が大きく影響すること等について話をされた。
タバコとがんについては、「タバコを吸う人は格好いいと思うか」、「タバコを吸う人と結婚したいと思うか」等のアンケート結果を披露しながら、初めてタバコを吸い始める理由をカリギュラ効果だと説明した。開けてはいけない蓋を開けてしまった「うらしまたろう」を例に怖いもの見たさ、禁止されるとやってみたくなる心理のことらしい。またタバコを吸う人は高額納税者であるとタバコと税金の関係を説明した。
食事とがんについて日本食が理想的だが塩分が多いので注意が必要。1日に必要な野菜の摂取量、肉や肉加工食品は摂取量に応じてがんのリスクが高くなり70g/1日以下が良いと話された。お酒を多く飲むことは良くないことやコーヒーにはがん予防効果があるのが分かっていることも取り上げた。
肥満とがんの関係について体重と身長の数値から導き出されるBMI値は、数値が高くて肥満でも低くて痩せすぎでもがんのリスクが高くなると話された。
感染症とがんについてはB、C型肝炎ウイルス、胃がんのピロリ菌、子宮頚がんのパピローマウイルスを例に説明し、現在ではワクチンや除菌で予防できる事を示した。
特に子宮頸がんについて年間1.1万人が亡くなっていると詳しく話をされた。パピローマウイルスはセックスで移ることがあり、症状が出ないこと、自然に治ること、何度でも感染すること、50歳までに75~80%の女性が罹ること等を説明した。12~16歳の間に産婦人科でワクチン接種をすることが有効で、がんを予防することが出来るとのこと。しかし過去に副作用がメディアに大きく取り上げられ、国が積極的に推奨を中止した経緯があるが、現在ではワクチンの有効性が認められ推奨されている。
最後に本日のまとめと日頃の生活習慣でがんを予防することや、症状が出る前にがん検診を受けることが大切で、家に帰って今日の話しを何か一つ話題にして教えてあげてくださいと締めくくった。
【趣旨】
がんに関する知識やがん検診の重要性について理解を深めてもらい、大切な人に宛てたがん検診受診を呼びかけるメッセージカードを作成し、早期発見につなげる。
【対象】
1年生 271名
【内容】
1.講話 「大人も知らないがんの真実」 徳島県立中央病院 早渕修氏
2.大切な人への心のこもったメッセージカード作成


スポンサーサイト