鳴門高等学校 出前講座
2022年11月16日(水)に鳴門高等学校 1年7組教室にて、がん検診受診率向上のための出前講座を行いました。
【内容】
生活習慣に起因したがんの発生が42%と最も多く、毎日の生活の仕方がいかに大切な事であるか認識する事が重要である。例えば若い人の多くは煙草を吸う事はとても恰好いいと感じている人たちが多いそうであるが、煙草を吸う人ががんを発生した場合、そのがんの内容は19.5%が肺がんである事が統計で出ている。
結婚をするなら煙草を吸わない人と考えている男性は87%、女性は81%と圧倒的に非喫煙が良いと考えている。非喫煙者が煙草を吸う人を恰好いいと思っているのは僅か男性5.7%、女性8.0%となっており、最近は昔に比べ男女共に喫煙者を敬遠している。そもそも煙草を吸い始める理由は①格好いい大人への憧れ、背伸び、②友達、彼氏、彼女に勧められて③ストレス解消と考えられている。
がんにならない食事を考えた場合、和食がお手本であるが、ただし塩分多い欠点がある。塩分は胃がんと関係がある。野菜はがんの予防効果があるが推奨量は1日350g。赤肉や食品加工品は大腸がんのリスクが大きい。赤肉は1日70g以下が理想的である。コーヒはがんになりやすいように思われているが逆で科学的にがん予防の効果がある。しかし、副作用として不眠、高血圧,胃障害があるので個人の好みの範囲で飲むことが重要。
特定の感染症ががんの原因になる。例えばB型やC型肝炎は肝臓がん、ピロリ菌は胃がん、ヒトパピローマウイルス(HPV)は子宮頸がんになる。
女学生のために子宮頸がんの真実について次の事が付け加えられた。HPVはセックスの経験がある女性の75~80%が50歳までに一度は感染する。HPV感染が治らずに持続すると5~10%以上かけて子宮頚がんになる。成人前のセックス経験人数の多さががん発症の危険因子になる。子宮頸がんにはワクチンがある。2009年HPVのワクチンが登場。対象12歳~16歳の女性。副作用問題で2013~2022年に見合わせられている。日本での副作用報告は5万~50万に1例である。
最後にまとめとして
・がんは日本人の2人に1人がかかる。
・煙草は吸ったらダメ。20歳までが勝負!
・食事は塩分控えめ、野菜たっぷり、肉・ソーセージ・お酒はほどほどに。
・やせすぎ、肥満は要注意。
・がんの原因は感染症が最多(B型・C型肝炎、ピロリ菌、HPVによるがんを防ごう)
【趣旨】
がんに関する知識やがん検診の重要性について理解を深めてもらい、大切な人に宛てたがん検診受診を呼びかけるメッセージカードを作成し、早期発見につなげる。
【対象】
学生 120名(3クラス)
【内容】
1.講話 「がんを予防する生活習慣」 徳島県立中央病院 早渕 修氏
2.大切な人への心のこもったメッセージカード作成

【内容】
生活習慣に起因したがんの発生が42%と最も多く、毎日の生活の仕方がいかに大切な事であるか認識する事が重要である。例えば若い人の多くは煙草を吸う事はとても恰好いいと感じている人たちが多いそうであるが、煙草を吸う人ががんを発生した場合、そのがんの内容は19.5%が肺がんである事が統計で出ている。
結婚をするなら煙草を吸わない人と考えている男性は87%、女性は81%と圧倒的に非喫煙が良いと考えている。非喫煙者が煙草を吸う人を恰好いいと思っているのは僅か男性5.7%、女性8.0%となっており、最近は昔に比べ男女共に喫煙者を敬遠している。そもそも煙草を吸い始める理由は①格好いい大人への憧れ、背伸び、②友達、彼氏、彼女に勧められて③ストレス解消と考えられている。
がんにならない食事を考えた場合、和食がお手本であるが、ただし塩分多い欠点がある。塩分は胃がんと関係がある。野菜はがんの予防効果があるが推奨量は1日350g。赤肉や食品加工品は大腸がんのリスクが大きい。赤肉は1日70g以下が理想的である。コーヒはがんになりやすいように思われているが逆で科学的にがん予防の効果がある。しかし、副作用として不眠、高血圧,胃障害があるので個人の好みの範囲で飲むことが重要。
特定の感染症ががんの原因になる。例えばB型やC型肝炎は肝臓がん、ピロリ菌は胃がん、ヒトパピローマウイルス(HPV)は子宮頸がんになる。
女学生のために子宮頸がんの真実について次の事が付け加えられた。HPVはセックスの経験がある女性の75~80%が50歳までに一度は感染する。HPV感染が治らずに持続すると5~10%以上かけて子宮頚がんになる。成人前のセックス経験人数の多さががん発症の危険因子になる。子宮頸がんにはワクチンがある。2009年HPVのワクチンが登場。対象12歳~16歳の女性。副作用問題で2013~2022年に見合わせられている。日本での副作用報告は5万~50万に1例である。
最後にまとめとして
・がんは日本人の2人に1人がかかる。
・煙草は吸ったらダメ。20歳までが勝負!
・食事は塩分控えめ、野菜たっぷり、肉・ソーセージ・お酒はほどほどに。
・やせすぎ、肥満は要注意。
・がんの原因は感染症が最多(B型・C型肝炎、ピロリ菌、HPVによるがんを防ごう)
【趣旨】
がんに関する知識やがん検診の重要性について理解を深めてもらい、大切な人に宛てたがん検診受診を呼びかけるメッセージカードを作成し、早期発見につなげる。
【対象】
学生 120名(3クラス)
【内容】
1.講話 「がんを予防する生活習慣」 徳島県立中央病院 早渕 修氏
2.大切な人への心のこもったメッセージカード作成

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