富岡東高等学校羽ノ浦校 出前講座

平成31年3月19日(火)に富岡東高等学校羽ノ浦校 2階講義室にて、がん検診受診率向上のための出前講座を行いました。

【講話の内容】
将来健康を指導する立場にある皆様に日本人の死因で一番多いがんの話で来ている。文科省はこれからの小中高教育の中でがん教育を入れることを決めた。今日はがんの知識を得る、自分ががんになる確率を減らす、皆さんの家族や将来の患者さんに対して皆さんの対処能力を高める、生きる事死ぬという事を考える材料として役立てて欲しい。今日はクイズと宿題があります。家に帰って家族に質問をしてくださいと授業が始まった。
<がんという病気の現状は>
時代により病気の種類による死因は違ってきているが、今はがんが増えている。中でも肺がん、大腸がんが増えている。長生きするようになり高齢者のがんが増加している。皆さんの年齢ではがんになる確率は低いが、タバコを吸ったり今の食生活が将来のがんになる確率を変える事を覚えて下さい。
<がんの対策は>
がんはかなり大きくなっても自覚症状が出にくいので早期発見が大切になってくる。がんに対する総合的な対策として以下のような対策がある。
1.予防(タバコ、食事、性教育、ワクチン接種など)
2.早期発見(がん検診)
3.治療(手術、放射線、抗がん剤など)
4.緩和ケア(苦痛の緩和、生きることを支える)
<タバコのデメリットは>
 がんの死亡の原因は、タバコ、食事・肥満、運動不足、飲酒など生まれてきた後の刺激が将来のがんに係わってくる事が多いと言われている。中でもタバコの影響が大きい。タバコはがん以外でも肺気腫、くも膜下出血や心筋梗塞、胃潰瘍などに影響しているが肺がん、胃がん、膀胱がんなどあらゆるがんに関係している。吸う人は吸わない人より寿命が短くなる。妊娠女性の場合、胎児への影響もある。周りの人に禁煙を進めて欲しい。禁煙に対して、その人の取り組みの意識の違いをよく考えてアプローチして対処する必要がある。
 <非伝染性疾患(NCDs)とは>
生活習慣病とほぼ同じだが、心臓血管症、がん、糖尿病、慢性肺疾患などを言う。同じ原因なので対策はみんな共通している。
・煙のない健康的な社会を
・適度な運動を
・バランスのとれた食生活
・アルコールは控えめに
・睡眠不足や精神的ストレスを避けよう
こういうことを続けるとしない人との差が大きく出る。日本食は長寿を支える健康食だから食べようと言うキャンペーンもしている。
<がん検診について>
5つのがんで検診が行なわれている。大腸がんを例に考えると早く見つけるとほぼ100%治る。ステージⅣで見つかると5年後に生きている確率は十数%しかない。40歳以上が掛かり易くなる。徳島県はがん検診の受診率の低い県でなかなか検診を受けてくれない。早い段階で親を失わない方が良い。そのために苦労する。私の為にがん検診を受けて欲しいと話をしてください。宿題として今日家に帰って家族で話し合ってください。

【趣旨】
 がんに関する知識やがん検診の重要性について理解を深めてもらい、大切な人に宛てたがん検診受診を呼びかけるメッセージカードを作成し、早期発見につなげる。

【対象】
看護科1年生 40名

【内容】
1.講話『がんとタバコ 将来、禁煙指導するあなたへ』 徳島県立中央病院 寺嶋吉保氏
2.大切な人への心のこもったメッセージカード作成

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