板野高校 出前講座
平成30年11月5日(月)板野高校 柔道場にて、がん検診受診率向上のための出前講座を行いました。
【講話の内容】
1.たばこの経験談
15歳の夏休みに友達の家でみんなで買ったタバコを吸い大人になった気分がした。高校でも続けて吸って陸上部、サッカー部の部活で息苦しくなり部活を止める事になった。当時、自己責任で吸って何が悪いと言う気で居た。今思うと周りに迷惑をかけていたと思う。58歳で肺気腫が判り吸えなくなった。今ではタバコの煙を吸うと気分が悪くなる。がん患者になってタバコを吸う人は使えない薬が存在し、手術できない事も発生することが分かった。皆さんタバコは絶対にやめた方が良い。
15歳の夏休みに友達の家でみんなで買ったタバコを吸い大人になった気分がした。高校でも続けて吸って陸上部、サッカー部の部活で息苦しくなり部活を止める事になった。当時、自己責任で吸って何が悪いと言う気で居た。今思うと周りに迷惑をかけていたと思う。58歳で肺気腫が判り吸えなくなった。今ではタバコの煙を吸うと気分が悪くなる。がん患者になってタバコを吸う人は使えない薬が存在し、手術できない事も発生することが分かった。皆さんタバコは絶対にやめた方が良い。
2.がん発症時の事
最初腰に痛みが少しあったがそのうち腰が非常に痛くなった。体調が只事ではないと感じ56歳の誕生日の1週間後、医者に行くと血液のがん、悪性リンパ腫ステージ4、余命半年と診断された。治療方法は抗がん剤のみ。手の指が曲がるのを見てまだ生きていると思った。娘はショックを受けたという顔をしていた。病気になっても病人にはならないと決意し入院治療に入った。副作用に苦しめられたが、病気の事を知り、家族の支えを感じ、生きて自分がする事があると思うと死への恐怖心はなくなった。
3.人との出会い
あと半年の命だが自分が生きていた証が欲しいと思った。同じ患者同志話しているとRFLと言うのに出会い早速事務局へ連絡をした。しかし、体調はすぐれない、家族は大反対で本当に出来るのかと心が折れたがその時テレビでRFLを立ち上げた女性の特集を見て勇気を貰った。RFLを立ち上げるには前例がないと行政をはじめ多くの壁に突き当たった。しかしたくさんの患者からの激励を心の支えにしてRFLジャパン小松島を立ち上げ、今年も11回目を先月小松島で開催することが出来た。
4.がんになって良かったこと
人との出会いが宝物と思う。多くの宝物を得た。今日も皆様との出会いが宝物。太陽は一つだが太陽を見る人それぞれに心がある。朝起きて今日も生きて太陽が見えることの幸せに感謝している。幸も不幸も自分の心の中にある。病気が不幸ではない、病気に負けていく人は不幸と思う。心の大切さを皆さんも覚えて置いて欲しい。
<感想>
出前講座の終了後、教室に戻る生徒達に今日のがん体験談につての感想を聞いた。
・体験談を真剣に聞いた
・私も宝物となった
・良い話を聞かせて貰った
・将来タバコは吸わない
・分かり易く聞いた
などの感想を貰った。
学年主任の鎌田先生からは普段講話を聴く時生徒たちは途中で飽きてあちらこちらで雑談する生徒が出て来るのだが、今日は最後まで真剣に聞くのに驚いたと言われた。
渋谷理事の体験談は全く飾らず、ここまで話をしなくても良いのではと思うほどの内容であった。しかしこれが生徒達の心に訴え、静かに真剣に聞いたのだと思う。生徒代表からお礼の言葉にも心から感謝の気持ちが表れていた。
出前講座の終了後、教室に戻る生徒達に今日のがん体験談につての感想を聞いた。
・体験談を真剣に聞いた
・私も宝物となった
・良い話を聞かせて貰った
・将来タバコは吸わない
・分かり易く聞いた
などの感想を貰った。
学年主任の鎌田先生からは普段講話を聴く時生徒たちは途中で飽きてあちらこちらで雑談する生徒が出て来るのだが、今日は最後まで真剣に聞くのに驚いたと言われた。
渋谷理事の体験談は全く飾らず、ここまで話をしなくても良いのではと思うほどの内容であった。しかしこれが生徒達の心に訴え、静かに真剣に聞いたのだと思う。生徒代表からお礼の言葉にも心から感謝の気持ちが表れていた。
【趣旨】
がんに関する知識やがん検診の重要性について理解を深めてもらい、大切な人に宛てたがん検診受診を呼びかけるメッセージカードを作成し、早期発見につなげる。
【対象】
1年生 160名
【内容】
1.講話『がんになって思うこと・・・・・心の大切さ』
AWAがん対策募金 渋谷理事
2.大切な人への心のこもったメッセージカード作成
2.大切な人への心のこもったメッセージカード作成
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