城北高等学校 出前講座

2022年11月21日(月)に城北高等学校 体育館にて、がん検診受診率向上のための出前講座を行いました。

【内容】
 がんとは何か、良性と悪性の違いは、何故がんで死ぬのか、日本人の死因トップのがんの臓器別の死亡率推移について説明した。
 検索サイトでがん予防と検索すると広告が多く正しい情報にたどり着くのが難しい。科学的根拠の強さを表すエビデンスレベルピラミットについて説明し、現時点で最も確かな医療情報を見極める事が大切で、厚生労働省の総合医療情報発信サイトはエビデンスレベルが高く、情報を見極めるための10か条を紹介した。
 がんを予防する方法としてエビデンスに基づいた生活習慣とがんの関係について喫煙、飲酒津食事、体型、運動、感染について説明し、特に感染が関係するがんの種類と予防法について詳しく話をされた。若い女性に出る子宮頸がんについてはワクチン接種を検討して欲しいと強調された。
 がん検診の大切さも5つのがん検診については有効性をエビデンスで証明されているので、家に帰ったら家族の方に検診を受ける様に話をして欲しいと締め括った。
 
【趣旨】
がんに関する知識やがん検診の重要性について理解を深めてもらい、大切な人に宛てたがん検診受診を呼びかけるメッセージカードを作成し、早期発見につなげる。

【対象】
1年生 310名

【内容】
1.講話 「生活習慣とがん」 徳島県立中央病院 江川 創氏
2.大切な人への心のこもったメッセージカード作成

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鳴門高等学校 出前講座

2022年11月16日(水)に鳴門高等学校 1年7組教室にて、がん検診受診率向上のための出前講座を行いました。

【内容】
 生活習慣に起因したがんの発生が42%と最も多く、毎日の生活の仕方がいかに大切な事であるか認識する事が重要である。例えば若い人の多くは煙草を吸う事はとても恰好いいと感じている人たちが多いそうであるが、煙草を吸う人ががんを発生した場合、そのがんの内容は19.5%が肺がんである事が統計で出ている。
 結婚をするなら煙草を吸わない人と考えている男性は87%、女性は81%と圧倒的に非喫煙が良いと考えている。非喫煙者が煙草を吸う人を恰好いいと思っているのは僅か男性5.7%、女性8.0%となっており、最近は昔に比べ男女共に喫煙者を敬遠している。そもそも煙草を吸い始める理由は①格好いい大人への憧れ、背伸び、②友達、彼氏、彼女に勧められて③ストレス解消と考えられている。
 がんにならない食事を考えた場合、和食がお手本であるが、ただし塩分多い欠点がある。塩分は胃がんと関係がある。野菜はがんの予防効果があるが推奨量は1日350g。赤肉や食品加工品は大腸がんのリスクが大きい。赤肉は1日70g以下が理想的である。コーヒはがんになりやすいように思われているが逆で科学的にがん予防の効果がある。しかし、副作用として不眠、高血圧,胃障害があるので個人の好みの範囲で飲むことが重要。
 特定の感染症ががんの原因になる。例えばB型やC型肝炎は肝臓がん、ピロリ菌は胃がん、ヒトパピローマウイルス(HPV)は子宮頸がんになる。
 女学生のために子宮頸がんの真実について次の事が付け加えられた。HPVはセックスの経験がある女性の75~80%が50歳までに一度は感染する。HPV感染が治らずに持続すると5~10%以上かけて子宮頚がんになる。成人前のセックス経験人数の多さががん発症の危険因子になる。子宮頸がんにはワクチンがある。2009年HPVのワクチンが登場。対象12歳~16歳の女性。副作用問題で2013~2022年に見合わせられている。日本での副作用報告は5万~50万に1例である。
 
最後にまとめとして
・がんは日本人の2人に1人がかかる。
・煙草は吸ったらダメ。20歳までが勝負!
・食事は塩分控えめ、野菜たっぷり、肉・ソーセージ・お酒はほどほどに。
・やせすぎ、肥満は要注意。
・がんの原因は感染症が最多(B型・C型肝炎、ピロリ菌、HPVによるがんを防ごう)

【趣旨】
がんに関する知識やがん検診の重要性について理解を深めてもらい、大切な人に宛てたがん検診受診を呼びかけるメッセージカードを作成し、早期発見につなげる。

【対象】
学生 120名(3クラス)

【内容】
1.講話 「がんを予防する生活習慣」 徳島県立中央病院 早渕 修氏
2.大切な人への心のこもったメッセージカード作成

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徳島大学大学院医歯薬学研究部予防医学分野 出前講座

2022年11月14日(月)に徳島大学大学院 医学基礎A棟1階 第一カンファレンス室にて、がん検診受診率向上のための出前講座を行いました。

【内容】
 宮本理事から講師の川﨑理事の略歴紹介とAWAがん対策募金について設立趣旨、がん検診率向上プロジェクト、ネットワーク構築事業、患者支援について説明をした。
 川﨑理事が「がん体験」について講話された。前立腺がんや骨転移について学生に理解して欲しい事、患者としてのQOL(生活の質)が推移する中で治療を受けて良かったこと、苦しく辛かったことを具体的にありのままを話された。また現在の治療中の内容、新しい遺伝子解析による新たな歩み、社会復帰に向けてリハビリについての話に続き、がん患者として治療に向き合う上で自分が大切だと考える事柄を将来医者として医療に従事する学生たちへ応援の言葉を贈りました。

【趣旨】
がんに関する知識やがん検診の重要性について理解を深めてもらい、大切な人に宛てたがん検診受診を呼びかけるメッセージカードを作成し、早期発見につなげる。

【対象】
学生 8名

【内容】
1.講話 「がん体験」 NPO法人AWAがん対策募金 川﨑陽二氏
2.大切な人への心のこもったメッセージカード作成

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がん検診率向上プロジェクト 四国大学 芳蘭祭

四国大学 芳蘭祭にて
がん検診率向上プロジェクトを実施しました。

11月12日(土) 10:00~16:30
11月13日(日)  9:00~16:30

内容:がん啓発ポスター展示
がん検診受診を呼びかけるメッセージカード作成

書いていただいたメッセージカードの枚数 183枚

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徳島商業高等学校 出前講座

2022年11月11日(金)に徳島商業高等学校 教室にて、がん検診受診率向上のための出前講座を行いました。

【内容】
最初、呼吸器外科の話から始まり、肺がんの話を詳しく説明されました。
現代の治療から、ロボット手術が進化している事など、手術器具を生徒たちに触れてもらいその実感を少しでも味わってもらっていた様子です。
その後がんの基礎知識へと話が移り、現在徳島でも積極的に行っている遺伝子解析の説明をされました。
そして、がん予防は生活習慣を正す事!予防にはがん検診が重要である事!本日の話を聞いて、メッセージカードへ託して欲しいと繋ぎました。
後半はたばこ中心の話しとなり、動画を交えたばこから受ける人体への影響など詳しく説明されました。そして、たばこは絶対だめだと力説されました。
最後のまとめでは、生活習慣を正しタバコを吸わない生活などを再度訴え、がんを予防するには毎年各家庭へ送られるクーポン券を利用したがん検診が重要だと言われ、徳島はがん検診が大変低い事を残念にも思う。自宅に帰れば親御さんたちへ伝えて欲しいと言われました。

【趣旨】
がんに関する知識やがん検診の重要性について理解を深めてもらい、大切な人に宛てたがん検診受診を呼びかけるメッセージカードを作成し、早期発見につなげる。

【対象】
2年生3組・6組 合計74名

【内容】
1.講話 「がんを予防する生活習慣」 徳島大学大学院 滝沢宏光氏
2.大切な人への心のこもったメッセージカード作成

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徳島聴覚支援学校 出前講座

2022年11月8日(火)に徳島聴覚支援学校 ランチルームにて、がん検診受診率向上のための出前講座を行いました。

【内容】
徳島大学大学院の今井氏による「がんのおはなし」とのタイトルにて講話していただきました。
本職である看護師の仕事について触れ、がん患者と密接に関わりがあるとの説明をされました。
その後、がんのイメージについて生徒達に投げかけ、がんの基礎知識を大変分かり易く説明され、がんを防ぐ・・・予防するには?との話へと移りました。
がんは2人に1人の割合で罹患している。特別な病気じゃなく、誰にでもなる病気です。がんの種類は大変多く、男性と女性にも違いがある。男性は前立腺がんが多く、女性は乳がん・子宮がんが多い事の説明と、原因では喫煙が大きな影響があるので、将来たばこは吸わない様にと注意を込めて話されました。
その他、がんになる要因などを簡単に分かり易く説明され、いつもと違う体調変化に注意し、がんを疑うのもひとつの「がん予防」だと話されました。
そして、食生活などの生活習慣を正したり、早期発見と定期的な検診が重要であると話されました。
だから、がんは「早期発見!早期治療!」が重要であると締めくくりました。

この講話の他、出前講座全体に、徳島県手話協会のご協力により同時手話通訳を行いました。

【趣旨】
がんに関する知識やがん検診の重要性について理解を深めてもらい、大切な人に宛てたがん検診受診を呼びかけるメッセージカードを作成し、早期発見につなげる。

【対象】
高校1~3年生・中学1~3年生 14名

【内容】
1.講話 「がんのおはなし」 徳島大学大学院 今井芳枝氏
2.大切な人への心のこもったメッセージカード作成

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