第4回徳島県医療関係者とがん患者会等とのネットワーク構築研修会

9月25日(火)、徳島大学病院 日亜ホールWhiteにて、徳島県委託事業
第4回「徳島県医療関係者とがん患者会等とのネットワーク構築研修会」 を
開催しました。

日 時  2018年9月25日(火) 19:00~21:00
場 所  徳島大学病院 日亜ホールWhite
内 容  大災害時における医療者と患者のネットワーク作り
対 象  医療関係者、がん患者
出席者  44名(医療関係者23名、患者6名、行政9名、その他6名)

~戦略的災害医療プロジェクト~
南海トラフ地震をはじめとする大規模災害を想定し、災害拠点病院を中心に医療圏域ごとの体制強化や応援・受援体制の構築を進めます。
この研修会では、東日本の体験談を参考に、徳島県の災害時医療体制を再確認できればと考えています。


【プログラム】
19:00~19:05  司会進行
          NPO法人AWAがん対策募金 理事 川崎陽二氏

19:05~19:25  開会の挨拶 
          徳島大学がん診療連携センター 副センター長 福森知治氏
 
19:25~20:00  講話(講師紹介)
         「熊本地震から見えたもの」
          ~患者さん・家族・医療者・行政のみんなが
           今から準備できること~
           熊本大学医学部附属病院 緩和ケアセンター
           がん看護専門看護師 安達美樹氏

20:00~20:45 パネルディスカッション・質疑応答
         (座長)
          徳島県立中央病院 寺嶋吉保氏
         (パネラー)
          熊本大学医学部附属病院 がん看護専門看護師 安達美樹氏
          徳島大学がん診療連携センター 副センター長 福森知治氏
          徳島県健康増進課 課長 戸川美史氏
          NPO法人AWAがん対策募金 理事長 勢井啓介氏

20:45~20:55 総評
          徳島県立中央病院 寺嶋吉保氏

20:55~21:00  閉会の挨拶
          NPO法人AWAがん対策募金 理事長 勢井啓介氏

主催 : 徳島県
委託 : NPO法人AWAがん対策募金


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徳島市立高校 出前講座

平成30年9月21日(金)に徳島市立高等学校 視聴覚教室にて、がん検診受診率向上のための出前講座を行いました。

【講話の内容】
がんは万が一ではなくて2分の1。だから定期健診で早期発見・早期治療が大切。それによってがんになっても助かり一生を全う出来る時代になってきているので早期発見・早期治療でがんは治せる病気となってきている。しかしテレビとかで見て分かるように残念ながら若くして命を落とす人もいる。今後ips細胞とか最先端医療が進化してがんが治る時代、がんにならない時代になってくるかも知れない。

がんについて
1.徳島県のがんによる死亡率、日本人の死亡原因順位
2.がんの進展について。悪性腫瘍と良性腫瘍の違いの3つのポイント
 (自律性の増殖、周りへの浸潤、転移、悪液質)の説明
3.多段階のがんの仕組みと遺伝子の傷の蓄積。
 がん遺伝子の暴走とがん抑制遺伝子の不活性化。
4.遺伝子の損傷の原因(たばこ、食物のおこげ。紫外線など身近なもの)、
 男女のがんリスク要因とは(たばこ、感染、飲酒)
5.がんになりにくい生活習慣
 (たばこ禁煙、適度な飲酒、食生活、運動、適性体重)
6.男性の喫煙者数の減少と女性の喫煙者数の横ばい状況。
 たばこの害は遺伝子の損傷、多数の病気のリスク要因。
 女性の喫煙及び受動喫煙の危険性(早産、流産、赤ちゃんの突然死)
7.がん検診の目的
 (早期に発見して適切な治療によりがんによる死亡を減らす)
 (進んでしまったがんはなかなか治す事が出来ない)
8.がん検診のデメリット
 (がん検診が100%ではない。不必要な検査や治療を招く恐れ。)
9.徳島県のがん検診の検診率は全国最低レベル。
 例えば大腸がんの検診は便の潜血反応を調べるので痛くもない。
 それぞれのがん検診について正しい理解と意識の高揚を図る必要がある。
10.徳島県の取り組み
 検診、精密検査、治療のがん診療連携拠点病院を県内で整備している。
 受けなソンソンがん検診を徳島の合言葉としてやっている。
11.野菜摂取が大切。1日で手のひらに一杯、350gが目安。
12.性感染症は気付かないことが多い。
 放置すると不妊症や子宮頚がんになったりする。性の低年齢化が起こっている。
 誤った情報が氾濫しているが性感染症、エイズは早期発見が重要。
 他人事ではない。まず罹らないことが大切。
13.卵子の老化、40歳が過ぎてからの妊娠が難しいという情報が足りない。
 年齢が上昇するほど染色体異常の確率の上昇、流産率の上昇、不妊率の上昇が
 起こってくるが男性にも関係すること。
14.住み慣れた地域で最後まで健康に長生きしたい。
 昔は自宅で、今は病院で亡くなっているのが多い。
 人生のハッピーエンドを迎えるために元気なうちに家族と一緒に考える。
 ACP(アドバンスケアプランニング)を普及啓発して行く事でやっている。

【趣旨】
 がんに関する知識やがん検診の重要性について理解を深めてもらい、大切な人に宛てたがん検診受診を呼びかけるメッセージカードを作成し、早期発見につなげる。

【対象】
2年生 45名(医療・看護系進学希望者)、医学部志望者数名

 【内容】
1.講話『がんを考える』医療を目指す人への伝言
    徳島県保健福祉部 鎌村好孝氏
2.大切な人への心のこもったメッセージカード作成


ひだまり訪問看護ステーションに介護用品を寄贈

平成30年9月18日、ひだまり訪問看護ステーションに吸引器1台を寄贈しました。
 この事業所は、約半数強の方ががん患者さんとのことです。他に、筋萎縮性側索硬化症(ALS)の患者さんもいて、全体的に有効使用したいとのお言葉をいただきました。

がん検診率向上プロジェクト 徳島県民がんフォーラム

9月9日(日)に、徳島県民がんフォーラム
「がんとうまく付き合う患者術・生活術」の会場にて
がん検診率向上プロジェクトを実施しました。

日時 平成29年9月9日(日) 13:30~16:00
会場 徳島大学大塚講堂(徳島市蔵本町3-18-15 徳島大学蔵本キャンパス内)

プログラム
13:30~13:35
開会あいさつ 徳島県がん診療連携協議会 診療連携部会長 金山 博臣氏
座長あいさつ 徳島県がん診療連携協議会 緩和ケア部会長 寺嶋 吉保氏

13:35~13:45
講演①「最良のがん治療に出会うために必要なこと」
    徳島県がん診療連携協議会会長 滝沢 宏光氏

13:45~14:15
講演②「がん、そして主治医との好ましい向き合い方」
    徳島大学病院 がん診療連携センター 特任教授 武知 浩和氏

14:15~14:35
講演③「がんに寄り添う食事~食事は美味しく楽しんで~
    徳島大学病院 栄養部・副栄養部長 松村 晃子氏

14:35~14:50
休憩  阿波踊り体操
    徳島大学 大学開放実践センター 健康運動指導士 川島 歩氏

14:50~15:20
講演④「がん患者の就労支援~今、仕事にとって、がんはこわくない~」
    聖路加国際病院 相談支援センター 橋本 久美子氏

15:20~15:30
講演⑤「がん相談支援センター活用術」
    徳島大学病院 緩和ケアセンター 看護師長 三木 幸代氏

15:30~15:55
パネルディスカッション
    座長:金山氏、寺嶋氏 パネリスト:滝沢氏、武知氏、松村氏、橋本氏、三木氏

15:55~16:00
閉会あいさつ 徳島県がん診療連携協議会会長 滝沢 宏光氏

主催 徳島県がん診療連携協議会、診療連携部会、情報提供・相談支援部会、緩和ケア部会
共催 徳島大学病院がん診療連携センター、徳島新聞社


書いていただいたメッセージカードの枚数 6枚



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