平成29年10月6日(金)に徳島文理中学校 3階ホールにて、がん検診率向上のための出前講座を行いました。
【講話の内容】
・がんは怖いか
・がん検診を受けているか
・がんにならないために何をすると良いか
・がんになってもあまり困らないためにどうするか
がんの正しい知識、大腸の内視鏡写真の早期がん、進行がんを生徒達に説明。
日本人の病気の死亡率の推移、がんの死亡原因の順位が一番高いたばこのデメリットを詳しく説明。
特に喫煙は女性の美容や妊娠にも悪影響ばかりで女性の敵であること。
吸う人は吸わない人より寿命が短い。
現在は喫煙率が下がって来ているが、タバコが関連する病気はこれから増えてくる。
がんになりにくい生活。
日常生活での習慣、身体的には血圧、精神的にはストレスが関係してくる。
適度に運動する。バランスの取れた食事、過度のアルコール防止、睡眠不足の解消、適切な体重管理が大切である。
がん検診の流れを説明。
がんは治る病気であるから、子として親を早く失わないために何を考えるかメッセージカードに書いて下さい。
がんに対する対策は
・予防・・・・・タバコを止める、食事、性行為、ワクチン
・がんを見つける・・・・・早期発見がん検診
・がん治療・・・・・手術、放射線治療、抗がん剤治療
・がんが治らない時・・・・・苦痛を減らす緩和ケア、生を支える
がんになる事が不幸な事ばかりではない。
・残された日々、一日を大切に生きることができる。
・身の周りが今までと違って変化して見えてくる。花が美しい。
・死と直面・・・・・人と和解できる。支えてくれているありがたさが分かる。
がんで死ぬことが不幸な人生ではない。
みなさんは社会に貢献して、周りの人が幸せになれるよう仕事をして下さい。日本という限られた資源しかない国で国民の幸福を最大にするよう頑張ってください。
【趣旨】
がんに関する知識やがん検診の重要性について理解を深めてもらい、大切な人に宛てたがん検診受診を呼びかけるメッセージカードを作成し、早期発見につなげる。
【対象】
3年生 約120名
【内容】
1.講話『タバコとがん』 徳島県立中央病院/徳島県立三好病院 寺嶋吉保氏
2.大切な人への心のこもったメッセージカード作成