徳島中央高等学校昼間部 出前講座
平成27年3月19日(木)に徳島中央高等学校昼間部 体育館にて、がん検診率向上のための出前講座を行いました。
【講師の高松保健師のお話】
生活習慣病とは何か。毎日の良くない習慣の積み重ねで体が老化して病気になる。がんはその1つ。がんは何故できるのか、がんのできる仕組みと予防する方法を詳しくイラストで説明された。がんから自分や大切な人を守るために大切なこと。
①遺伝子を傷つけない(発がん因子によるリスクを低減)
②がん細胞を増やさない(予防のため免疫力のアップ、禁煙、飲酒、食事、運動、体重)
③早期発見
④適切な治療
日本人のがんリスク要因と予防要因を照らし合わせると野菜、果物を取ることが大切。がんと生活習慣病の予防のため、食べる必要のある野菜の量(350g)はどのくらいか生徒達にお見せいただいた。
【講師の川氏のお話】
がんについてのイメージは何?恐い?痛い?辛い?わからん?どれも正解、がんと宣告され放射線緩和治療、ホルモン治療、化学療法を受け、恐い、痛い、辛いを経験した。がん治療の体験から学んだことは「がんと向き合う」ことの大切さ。しっかり向き合うとがんという病気がわかってくる。 今、私は若いあなた達にがんという病気の話しを聞いてもらって、がんを知ってもらうことによって、私自身皆さんからパワーを頂いている。
放射線治療ではストロンチウム89治療患者情報カードを持たされている。ホルモン治療では痩せていた私が女性のようにふっくらとなった。毎日朝昼晩、たくさんの抗がん剤を飲み続けている。
タバコは絶対にいけない。タバコを吸っていたから治療がしんどい、吸っていたから出来ない治療もある。それと早期発見、早期治療。毎日の食生活、生活習慣が将来の健康に作用する。愛する人達を悲しませないでほしい。
【趣旨】
がんに関する知識やがん検診の重要性について理解を深めてもらい、20年後の自分に宛てたメッセージカードを作成する。【対象】
徳島中央高等学校昼間部 1~6年生 160名
【内容】
1. 講話 「生活習慣とがん予防」 徳島保健所 高松芳子氏
2. 講話 「がんと向き合う」 AWAがん対策募金 川陽二氏
2. 講話 「がんと向き合う」 AWAがん対策募金 川陽二氏
3. 20年後の自分へがん検診を呼びかけるメッセージカード作成
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